温度感のある景色

自分のために書きます。

女子たちへの憧れ

漠然とした憧れ

 

イケイケ女子たちを観察していた。

 

いつからかゲートを通り抜け、気づいたらそこにいた彼女たち

女の子というより「女子」。個人というより集団。

集団で意思をもっているように見える女子たち。

 

生まれから違うのかな、親が違うのかな、育て方かな、環境かな、運かな

全部であり何でもない

偶然の巡り合わせ

 

私だって「あちら側」に行けたのかな

行けないな

何だろ「絶対的な安心感」が足りない。

中学かなんかに気づいた、内部生との違い。

ここにいてもいい感。存在の安心感。

 

今日は本当にダメな日で、おまけに雨が強く降っていた。

それでも「努めて頑張ろうと努力した」なるべく健やかに、健康であれるように

それだって30分近くトイレにこもって、電車では目をぎゅっと閉じて

私は何から逃れようとしているのだろうか

将来の不安?春から働けるのか?そんなことより目の前の卒業を心配したらどうでしょう。

一日1日の積み重ねしかできないことを知っていて、それでいてあせらせる”何か”

 

どうやって私のことを幸せにしてくれるの?

なんて漫画みたいな台詞

与えられて当たり前の人たちへの憧れが、私を狂わせていくのか

 

映画をみて思った

健康じゃなきゃ狂えない

元気がなきゃ狂えない

狂ってなんぼの世界が芸術であり美しさだ

ただ消費するだけの美しさは意味がない

意味のない美しさはいらない

 

でも、女子たちは、外見が全てに見える

整った容姿と流行でお金のかかるおしゃれ

そして、同じものをまとって、同じものを食べたって、どうしたって真似できない自信。自我。